オランダの子どもの人権団体、「キッズライツ財団(Kidsrights Foundation)」が発表した「子どもの権利評価指標(KidsRights Index)」で、韓国は、去年の70位から今年は13位へと、大きく順位を上げました。
キッズライツ財団は、182の国と地域における子供たちの暮らしを、生存権、健康である権利、教育を受ける権利、保護される権利、人権環境の5つの項目に分けて評価しました。
韓国は、子供が健康である権利では3位、生存権では10位、教育を受ける権利で27位と、高い評価を受けました。
韓国の総合順位は、去年の70位からことし13位と、大きく上昇しており、去年133位と、低く評価された子供の人権環境項目が、ことし37位にまで改善されたことが大きく作用したものとみられます。
今回の調査で総合順位1位となったのはアイスランドで、2位はスイス、3位はフィンランドでした。北韓は111位、日本は28位で、最下位の182位はチャドでした。