映画チケットの大幅な割引券を配布した効果によって、週末の映画館の観客数は、前の週の2倍以上に増えました。
映画振興委員会は8日、週末の6日・7日に映画館を訪れた観客は合わせて31万7037人で、前の週(5月30~31日)の15万2284人の2倍以上に増加したと明らかにしました。
観客増加の背景には、映画振興委員会が映画産業に活力を与えるキャンペーンとして、4日から配布した映画チケットの6000ウォン割引券があります。
この割引券は、毎週1人当たり2枚ずつ、21日までの3週間で合わせて6枚受け取ることができ、毎週木曜日から日曜日に使用することができます。
今月4日からの4日間でみると、全体の観客数は48万5976人を記録し、とくに4日の観客数は8万4163人で、前の日に比べて199%増加しました。
ただ、キャンペーンによる観客増加はあったものの、新型コロナウイルスの影響がなかった前の年の同じ時期に比べると、週末の観客数はおよそ7分の1に過ぎないということです。
一方、先週末のチケット売上・ボックスオフィス1位は、観客動員数18万9996人を記録したソン・ジヒョ、キム・ムヨル主演の映画「侵入者」でした。