中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は8日午前0時の時点で、前の日より38人増えて、累計で1万1852人になりました。
新たな感染者38人のうち、国内での感染は35人で、ソウルで19人、京畿道（キョンギド）で13人、仁川（インチョン）と全員首都圏で感染が確認されました。残りの3人は海外からの入国者でした。
死者は1人増えて274人になりました。
最近、卓球場や訪問販売業者など首都圏を中心に散発的な集団感染が相次いでいて、8日のソウルの感染者数は累計で1000人を超えました。
感染者のうち、感染経路のわからない人の割合が9％に上り、懸念が深まっています。
防疫当局は先月29日以降、首都圏の感染防止対策を強化しましたが、週末の人の移動が前の週に比べて減っていないため、首都圏の住民に緊張を緩めないよう注意を呼び掛けています。