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アフリカのガボン沖の海上で海賊に拉致された韓国人男性が、37日ぶりに無事解放されました。
外交部は、先月3日にガボン沖の海上で海賊に拉致された50代の韓国人男性1人が、現地時間の8日、ナイジェリア南部地域で解放されたと明らかにしました。
男性とともに拉致されたセネガル国籍の船員2人と、インドネシア国籍の船員3人も解放されたということです。
男性の健康状態は良好で、現在ナイジェリアの韓国大使館により、安全な場所で保護されています。韓国政府は、本人の意向に沿って航空便が準備され次第、韓国へ帰国できるようにするとしています。
5月3日午前4時ごろ、ガボンの首都リーブルビル付近の大西洋沿岸で操業中だった漁船2隻が海賊船の襲撃を受け、韓国人の船長を含む船員6人が拉致され、韓国政府は、対策チームを設け、24時間体制で対応していました。