嶺南大学病院の研究チームが、韓国で初めて、新型コロナウイルスが重症化しやすい4つの危険要因を突き止め、医学専門誌に発表しました。
医療関係者によりますと、嶺南大学病院の研究チームは、2月から4月まで、この病院に入院した新型コロナウイルスの重症患者23人を含めた110人を分析した結果、重症化しやすい4つの危険要因が確認されたとして、その研究結果を国際学術誌の大韓医学会誌(JKMS)に掲載したということです。
それによりますと、入院した際に患者が▲糖尿病を患っていること▲体温が37度8分以上であること▲血液中の酸素飽和度が92%未満であること▲心臓の損傷を示し心筋梗塞の診断にも使われるバイオマーカー「CK-MB」の数値が6.3よりも高いことが、新型コロナウイルスが重症化しやすい4つの危険要因だということです。
このうちの1つに当てはまる場合は13%、2つに当てはまる場合は60%の確率で重症化し、4つのうち3つ以上当てはまる患者は100%重症化したということです。
嶺南大学病院のアン・ジュンホン教授は、「国内で、新型コロナウイルスが重症化しやすい危険要因を分析した研究は今回が初めてだ」とし、「研究を通じて明らかになった危険要因を把握することで、新型コロナウイルスの感染者が病院を訪れた初期から、重症化しやすい患者を選別し、集中的にモニタリングできる」と話しています。