ソウル市は、外国人にも新型コロナウイルスの感染拡大に伴う支援措置として、災害緊急生活費を支給することになりました。
ソウル市によりますと、30日午後に市議会の本会議で可決された第3次補正予算案に、外国人向けの災害緊急生活費の予算330憶ウォンが盛り込まれました。
国家人権委員会はこれを前にした先月11日、「災害支援金政策から外国人を排除するのは平等権の侵害だ」として、関連対策を見直すよう勧告していました。
ソウル市はすでに、韓国人に対して、所得レベルで真ん中に位置する中位所得以下の世帯に対して、災害緊急生活費として30万から50万ウォンを支給しています。
ソウル市は、外国人にもこれと同じ基準で災害緊急生活費を支給する方針で、対象人数の確認を行っているということです。