新型コロナウイルスの感染者は、首都圏だけでなく、光州（クァンジュ）や大田（テジョン）でも広がりを見せ、1日の新たな感染者数は再び50人台になりました。特に、光州では1日の感染者が10人を超え、大田では学校の中で感染したと推定される初めての事例が発生するなど感染拡大が懸念されています。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は1日午前0時の時点で、前の日より51人増えて、累計で1万2850人になりました。
新たな感染者51人のうち、国内での感染者が36人、海外からの入国者が15人でした。
地域別には、光州で12人、京畿道（キョンギド）で11人、ソウルで9人、大田で3人、大邱（テグ）で1人でした。
首都圏だけで27人の感染者が発生していますが、ソウル・冠岳（クァナク）区や京畿道・安養市と水原市にある教会での集団感染が影響したものとみられます。
一方、新たに12人の感染が確認された光州では、病院での集団感染やマルチ商法の訪問販売を通じた地域内での感染事例が相次いでいるということです。
また、初めての校内感染が発生したと推定される大田では3人の新たな感染が確認されました。
死者は出ておらず、282人のままとなっています。