北韓、中国、ロシアを結ぶ貨物列車の試験運行が最近、行われたことがわかりました。 
中国の運輸会社によりますと、 先月26日、この会社の貨物列車が、中国・吉林省の琿春市を出発し、1時間後に、ロシア極東のある駅に到着し、29日午後に、北韓の豆満江（トゥマンガン）駅に到着したということです。
中国の運輸会社は、「今回の試験運行は、ロシア鉄道本社と、北韓の国家鉄道部門の積極的な支援の下で行われた」として、「海外運輸の距離を大幅に短縮できた。貨物輸送の効率を高め、物流コストを下げるの効果がある」と評価しました。
そのうえで「今後、この路線の潜在力を一層引き出し、貨物の種類や、双方向の貨物輸送の機会を増やしていきたい」としています。