文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のセクハラ疑惑や不動産政策の影響で、否定的な評価が前向きな評価を上回りました。
世論調査機関のリアルメーターが、13日から15日までの3日間、1510人の有権者を対象に調査したところ、文大統領の国政運営に対する前向き評価は、前の週に比べて4.6ポイント下がって44.1%でした。
一方、否定的な評価は前の週に比べて5.2ポイント上がって51.7%となり、否定的な評価が前向きな評価を上回りました。
否定的な評価は、曺国(チョ・グク)前法務部長官の不正疑惑がピークに達していた去年11月第1週(52.2%)以降、最も高い割合を記録しました。
文大統領の支持率は、政府の不動産政策に対する反発や、仁川(インチョン)国際空港公社の非正規職員の正規雇用化などが物議を呼び下落傾向にありましたが、朴元淳ソウル市長のセクハラ疑惑の影響でさらに落ち込んだものとみられます。
一方、政党に対する支持率では、与党「共に民主党」が35.4%、最大野党「未来統合党」が31.1%でした。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.5ポイントです。詳しい調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。