故・朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長がセクハラなどで訴えられた直後、朴市長に告訴の事実が知らされた疑惑について検察の捜査が本格的に行われる見通しです。
最高検察庁にあたる大検察庁は16日午前、大統領府青瓦台やソウル市庁の関係者たちを公務上の秘密漏えいなどの疑いで捜査してほしいとして受理した告発4件について、ソウル中央地方検察庁に捜査の主管を移しました。
これにより、ソウル中央地検は担当部署を指定して直接捜査を行うか、警察が捜査するよう指揮するかを決定する方針です。
被害者側の弁護士は13日の記者会見で、「告訴と同時に朴前市長に捜査状況が伝えられた」とする疑惑を提起し、保守派の市民団体などは秘密保護すべき告訴の事実が漏えいした疑惑を告発していました。
これについて、警察と青瓦台はいずれも朴市長に知らせた事実はないと主張したほか、ソウル市は朴市長が告訴されたことすらも把握していなかったとの立場を示しています。
「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表は、「警察や青瓦台が告訴の事実を朴市長に知らせ、事件を隠ぺいするための準備の時間を与えたとしたら、国家の根本が崩壊したということだ」として、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル、2014年にチェ・ソウォンに改名)被告よりも深刻な国政介入事件だと指摘しました。