ヨン・サンホ監督の韓国映画「半島」が、公開初日の15日、35万人の観客を動員しました。
この日の観客動員数35万人は、1月に公開されたことし話題の映画「南山の部長たち」の初日動員数、25万人を6か月ぶりに更新しました。
「半島」の人気は海外でもうかがわれます。シンガポールでは、映画館の営業が再開された日に「半島」が公開され、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため座席数を減らしているにもかかわらず、韓国映画としてはこれまでで最も多い興行収入を記録しました。台湾では、ハリウッドのブロックバスター映画に匹敵する300館で公開され、同じヨン・サンホ監督の「新感染 ファイナル・エクスプレス」を超える興行収入を記録しました。
「半島」は、廃墟となった地に残された人たちが繰り広げる最後の死闘を描いたゾンビ映画です。「半島」は、「新感染」に続いてカンヌ国際映画祭に招待されたほか、190の国と地域に販売されたということです。