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国際

「セウォル号」オーナーの次男 横領容疑で米国で逮捕

Write: 2020-07-24 11:30:34Update: 2020-07-24 11:43:51

「セウォル号」オーナーの次男 横領容疑で米国で逮捕

2014年4月に沈没した旅客船「セウォル号」の船会社のオーナーで、指名手配中に変死しているのが見つかった兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏の次男、兪赫基(ユ・ヒョクギ)容疑者がアメリカで逮捕されました。
ニューヨーク・タイムズ紙は現地時間の23日、アメリカ司法省の発表を引用し、兪赫基氏が22日にニューヨーク州の自宅で逮捕されたと報じました。
アメリカ司法省は、韓国政府からの犯罪人引き渡し要請によるものだとしています。
韓国南西部の全羅南道(チョンラナムド)・珍島(チンド)沖で2014年に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故では、修学旅行中の高校生など死者・行方不明者304人が犠牲となりました。
沈没の原因を調査する過程で、セウォル号の安全設備や保守に使われるはずの資金を兪氏一族が横領したことが明らかになっています。
今回逮捕された兪赫基氏は、「セウォル号」の運航会社「清海鎮(チョンヘジン)海運」などを抱えるセモグループの持ち株会社の筆頭株主で、兪一家が運営していた教会や「清海鎮海運」から1億6900万ドルを横領した疑いが持たれています。

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