新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、韓国株式市場では外国人の売り越しが続いていましたが、最近になって、再び買い越しに転じたことがわかりました。
韓国取引所によりますと、28日、 韓国総合株価指数(KOSPI)の基準となる有価証券市場で、外国人投資家が、1兆3111億ウォンを買い越し、2013年9月12日(1兆4309億ウォン)以来、最も大きい買い越し額となりました。
この日、外国人投資家が最も多く買い越したのは、サムスン電子(9208億ウォン)で、続いてサムスンSDI(985億ウォン)、サムスン電子優先株(622億ウォン)、LG科学(546億ウォン)でした。
新型コロナウイルスが影響した2月に売り越しに転じて以来、韓国株式市場では、外国人投資家の売り注文が広がっていましたが、今月に入って買い越しに転じ、買い注文が徐々に回復しています。
専門家は、外国人の買い越しの背景には、まずドル安があり、さらにサムスン電子がファウンドリー事業の強化を宣言するなどの前向きな要素が重なったとして、当分、外国人投資家の資金流入が期待されると分析しました。
一方で、外国人の買い注文がサムスン電子に集中していることから、本格的に買い越しに転じたとは言えないとする慎重な見方もあり、ある専門家は、ドル安がアメリカ経済に対する不安によるものであることを踏まえれば、楽観することはできないと分析しました。