30日、大田(テジョン)市など中部地域を中心に激しい雨が降り、各地で浸水の被害が出ました。
気象庁によりますと、梅雨前線の影響で、29日午後6時から30日午前9時まで降った雨の量は、中部の大田市で191.5ミリ、鷄龍(ケリョン) 市で139.5ミリ、世宗(セジョン)市で111.5ミリを記録しました。
この雨の影響で、住宅や農地が浸水したり、道路が冠水したりする被害が各地で相次ぎました。
特に被害が深刻だった大田では、2人が死亡したほか、マンション28世帯、住宅85世帯、車両55台が浸水の被害を受けました。
この雨は、31日朝まで続き、大田市や、世宗市などで50~150ミリ、多いところでは最大200ミリ以上の雨が降ると予想されています。
気象庁は、雨の被害に十分備えるよう呼びかけています。