例年とは異なり梅雨前線が長期間停滞している影響で、中部地方での梅雨明けは、来月10日ころになる見込みです。
気象庁が30日に明らかにしたところによりますと、梅雨前線の影響で、中部地方では8月1日から3日まで激しい雨が降る見込みです。
4日と5日には梅雨前線が北上し、雨は小康状態になる見込みですが、梅雨前線が再び南下する5日から雨が再び降り始め、10日ごろにようやく梅雨明けすると予想されています。
8月になってから梅雨が明けるのは、2000年以降3回目で、8月中旬まで続くのは極めてまれです。
中部と南部地方では、先月24日に梅雨入りし、31日で38日目となっています。
これまでで最も長い梅雨は、中部地方は49日間、南部地方は46日間となっています。
南部の済州島(チェジュド)では、6月10日に梅雨入りして49日後の7月29日に梅雨が明けており、1998年の47日を上回って、これまでで最も長い梅雨となりました。