韓国銀行は5日、7月末の外貨準備高が4165億3000万ドルで、前の月に比べて57億7000万ドル増加し、過去最高を更新したと発表しました。
韓国の外貨準備高は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、為替レートが乱高下した3月には90億ドル近く急減しましたが、その後4月から金融市場が多少安定し、4か月連続の増加となりました。
6月末の韓国の外貨準備高は、過去最大の4107億5000万ドルを記録ましたが、この記録を1か月で塗り替えたことになります。
韓国銀行は外貨準備高の増加要因について、外貨資産の運用による収益に加え、アメリカのドル安に伴い、外貨建て資産のドル換算額が増加したためと説明しています。
アメリカのドル安については、新型コロナウイルスの感染が再び拡散しているアメリカの経済の回復が遅れていることや、アメリカの連邦準備制度理事会の量的緩和政策が要因とされています。
外貨準備高は、韓国が保有している外貨資金で、非常時に使える一種の安全弁の役割を果たすものです。
6月末の韓国の外貨準備高4108億ドルは、主要国のなかで比較すると世界9位となっています。