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社会

新型コロナ大流行が本格化の兆し 政府が警告 

Write: 2020-08-21 15:15:25Update: 2020-08-21 15:44:15

新型コロナ大流行が本格化の兆し 政府が警告 

Photo : YONHAP News

政府は21日、首都圏で発生した新型コロナウイルスの集団感染がさらに拡大する恐れがあると警告しました。
ソウルのサラン第一教会での集団感染と先週の光化門(クァンファムン)集会に関連した感染者が増え、全国に広がる様相を示しています。
このうち、教会での集団感染が発生したサラン第一教会関連の感染者は20日正午の時点で、累計で676人となりました。
ところが、教会側が疫学調査に非協力的な態度を示していることから、防疫当局は関係者を告発し、家宅捜索によって資料を確保する方針です。
また、ソウルでは先週、中心部の光化門(クァンファムン)で政府に反対する集会が開かれ、数千人が参加しており、関連する感染者の発生が相次いでいます。
当局は、集会場所付近の携帯電話の基地局情報を利用して参加者を確認し、1万5000人に対して検査を受け、自主隔離するよう呼びかけています。
集会に関係する感染者は、20日正午の時点で60人となっています。
政府は1日当たりの新規感染者数や感染経路不明者の割合などを踏まえて防疫レベルを決定していて、現在は「社会的距離の確保」の第2段階が取られていますが、第3段階に引き上げることについて「議論が必要」としています。
防疫当局は、今週末が防疫の正念場になるとして、マスクの着用を徹底し、会合を控え、宗教活動は非対面で行うよう呼びかけています。
一方、国防部は21日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、9月1日から実施する予定だったことしの予備軍招集訓練を取り止め、非対面の遠隔教育に切り替えると発表しました。
招集訓練が実施されないのは、1968年に予備軍制度が導入されて以来初めてです。

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