首都圏を中心に全国で新型コロナウイルスの感染が広がっていて、25日の感染者は、前の日より280人増えて、累計で1万7945人になりました。
中央防疫対策本部によりますと、新たな感染者280人のうち、国内での感染は264人、海外からの入国者は16人でした。
地域別には、ソウルで134人、京畿道(キョンギド)で63人、仁川(インチョン)で15人と、首都圏で212人の感染が確認されました。
なかでもソウルのサラン第一教会で発生した集団感染に関連する感染者がこれまでに合わせて875人、都心の光化門(クァンファムン)で開かれた反政府集会の参加者の感染も合わせて176人となっています。
新たな感染者は今月14日から、12日連続で3桁の推移となっていて、合わせて3175人がこの期間に新たに感染しました。
死者は1人増えて310人になりました。
朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は、「今週が、社会的距離の確保措置をもっとも高いレベルの第3段階に引き上げるかどうかを決める重要な岐路になる」として感染防止対策の徹底を重ねて呼び掛けました。