台風8号の影響で、韓国全域で強い風が吹き、激しい雨が降ることが予想されることから、行政安全部は25日午後4時から、風水害の危機警報レベルを「警戒」に引き上げました。
風水害危機警報レベルには、関心、注意、警戒、深刻の4つがあり、行政安全部は、24日には危機警報をレベル1の「関心」としていましたが、25日午後4時をもって、レベル3の「警戒」に引き上げました。
行政安全部は、 関係機関や自治体に、強い風に備え、事前に安全措置を取るようにし、今月の集中豪雨による被害を受けた地域で、さらなる被害が出ないよう予防措置を取るよう呼びかけたほか、避難所でも新型コロナウイルスの防疫措置を徹底するよう要請しました。
気象庁によりますと、台風8号は26日午後に済州島(チェジュド)に最接近する見通しで、最大瞬間風速は、26日の夜から27日にかけて、済州島と全羅道(チョルラド)の西海岸で50から60メートル、その他の西部地方と南海岸で35メートルに達する予報です。