国会の国防委員長を務めている与党「共に民主党」の閔洪喆（ミン・ホンチョル）議員は25日、「GSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定は自動的に延長された状態で効力を維持している」と述べました。
閔議員は25日に出演したラジオ番組で、「GSOMIAが自動で延長されたと解釈すべきか」との質問に対して「現時点ではそうだ」と答えました。
政府は去年8月、GSOMIAを終了すると日本側に通告しましたが、3か月後の11月22日に終了通告の効力を停止したため、GSOMIAの機能は維持されているということです。
閔議員は、GSOMIAを終了しない理由について、「韓日米が安全保障協力を行っている中でのアメリカ側の立場があるためだ」と説明しました。
また、GSOMIAを通じて日本側に何件の情報が提供されたかについては、「GSOMIAが終了したわけではないため、今も情報交流は行われているが、詳しくは公開できない」と述べました。
そして閔議員は、日本の政治的変化によって、GSOMIA問題も解決できる可能性があるとの考えを示しました。
日本の安倍首相が任期を終えて新しい首相が就任したら、韓日関係に変化が見られ、GSOMIA問題も解決できる可能性があるのかとの質問に対して、閔議員は、「その可能性は十分ある」と答えました。

★2020年９月14日修正