政府は首都圏でとられている防疫措置について、当初30日までとなっていた現在の「社会的距離の確保」第2段階をさらに1週間延長する一方、30日からは、より強化された防疫措置を実施すると発表しました。
それによりますと、まず、飲食店とベーカリーは、午後9時から翌日午前5時までは持ち帰りとデリバリーのみが認められます。
また、マスクの着用や出入りした人の名簿の作成、テーブル間距離の2メートルの確保などが義務付けられます。
また、カフェのうち、フランチャイズ型のコーヒー専門店は、営業時間に関係なく、店舗内での飲食を禁止し、持ち帰りとデリバリーのみが認められます。
ジムやビリヤード、ゴルフ練習場などの室内スポーツ施設については、集合禁止措置が取られます。学習塾に対しても、非対面授業のみが認められます。
政府は、今回の措置により、首都圏にある38万あまりの飲食店とベーカリー、6万3000の塾、2万8000の室内スポーツ施設などが影響を受けることになると明らかにしました。