ソウル市は、いわゆる「あごマスク」など、きちんとマスクをしていない場合、これを「マスク未着用」とみなして、取り締まりの対象とすることを決めました。
ソウル市は、8月24日から市内全域に出しているマスク着用を義務付ける業務命令について、詳しい指針を、31日、発表しました。
それによりますと、顔の大きさに合ったマスクを選んで、鼻と口が見えないようにマスクを着用した場合にだけ「マスク着用」と認められます。
そして室内ではすべて、室外は「集会、行事など大勢の人が集まって接触する場合」や、「人と人の距離が2メートルを確保することが難しく、接触するリスクがある場合」には、必ずマスクを着けなければならないとしています。
一方、義務着用の例外としては、▲日常的なプライベート空間にいる場合、▲飲食物を摂取する場合、▲その他の避けられない場合などには、マスクをしなくてもいいとしています。
このうち「飲食物を摂取する場合」は、食事や喫煙を行っている場合を指しますが、摂取の前後や会話時にはマスクを着用しなければなりません。つまり、食事の途中でも一緒にいる相手と会話をする場合は、外していたマスクを着けなおさなければならないということで、厳しい指針となっています。
ソウル市は、この指針を市民が理解して日常生活で適用するよう、ソウル市のホームページと、新型コロナウイルス専用のホームページに掲載します。