韓国では1日、新たに235人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、感染者数は累計で2万182人となって、初めて2万人を超えました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、1日午前0時の時点で、前の日より235人増えて、累計で2万182人になりました。
国内で初めて感染が確認された、ことし1月20日から7か月あまりで、感染者の数が2万人を超えたことになります。
１日の新たな感染者数は、8月27日に441人にまで増えましたが、28日371人、29日323人、30日299、31日248人、9月1日235人と、小幅ながら減少しています。
しかし首都圏では、ソウルのサラン第一教会や光復節の15日にソウル中心部で開かれた大規模集会へ参加を通じて感染者が増え続けており、新たなクラスター、集団感染も散発的に発生しているため、油断はできない状況です。
そのうえ、重症患者が先月18日以降、増加を続け、1日には104人と初めて3桁となったため、保健当局は緊張感を高めています。
1日の新たな感染者235人は、海外からの入国者が13人で、そのほかの222人は、国内での感染でした。
国内での感染を地域別に見ますと、ソウルで93人、京畿道（キョンギド）で60人、仁川（インチョン）で22人と、首都圏で合わせて175人でした。