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コロナウイルス感染者との濃厚接触があって自宅での隔離を命じられた人のうち、およそ1000人が、隔離期間中に無断で自宅を離れていたことがわかりました。
政府の中央防疫対策本部によりますと、自宅隔離を命じられたのに無断で自宅を離れて当局に摘発された人は、ことし2月19日からこれまでにおよそ1000人に上り、平均で1日5人が無断外出したことになります。
韓国では、保健当局に自宅隔離を命じられた人が、無断で隔離場所から離れた場合は、感染病予防法にもとづいて1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金が科されます。
コロナ感染者との濃厚接触があって自宅隔離を命じられた人は、今月2日午後6時の時点で5万6333人に上っています。こうしたなかで3日には、無断で自宅を離れた人が新たに3人確認されたことから、保健当局はこの3人を感染病予防法違反として警察に告発する方針です。