新型コロナウイルスの新たな感染者が7日午前0時の時点で、119人確認され、累計で2万1296人になりました。
中央防疫対策本部によりますと、新たな感染者数は、先月中旬に首都圏でクラスター=集団感染が発生してから3桁になって推移していましたが、先月27日の441人をピークに減少に転じ、この5日間は100人台で推移しています。
また7日の新たな感染者数の119人は、この24日間でもっとも少ない数となりました。
しかし、これは土日で検査数が少なかったことが影響したともみられています。
首都圏では、クラスター感染が依然として続いていて、物流センターやコールセンターなど感染拡大の危険性が高い施設での感染が相次いで確認されていることから、保健当局は緊張を緩められずにいます。
政府は、いまの傾向では、今月末の旧盆の秋夕(チュソク)の連休までに完全に抑え込むことは難しいとみて、ことしの秋夕の連休には故郷や親族の訪問をなるべく控えるよう国民に呼びかけています。