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国際

ASEAN外相会議などが開幕 南シナ海も議論

Write: 2020-09-09 16:51:56

ASEAN外相会議などが開幕 南シナ海も議論

Photo : YONHAP News

韓国の「新南方政策」の協力対象であるASEAN=東南アジア諸国連合をはじめ、韓国、アメリカ、中国などが参加する外相会議が、9日から相次いで開かれます。
ことしは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレビ会議形式で行われ、初日の9日には、ASEANプラス3(韓日中)のほか、韓国・ASEAN、東アジア首脳会議(EAS)参加国の外相会議などが開かれ、12日にはASEAN地域フォーラム(ARF)が開催されます。
一連の会合は、ことしの議長国であるベトナムで開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレビ会議で開催されることになりました。
韓国は、ことしのASEAN外相会議で、韓半島平和プロセスへの国際社会の支持を促すほか、新型コロナウイルスでの国際社会の協力、新南方政策を通じたASEAN諸国との関係強化、南シナ海問題などについての意見を共有する方針です。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、9日午後5時15分から開かれるASEANプラス3の会議を手始めに、韓国・ASEAN、東アジア首脳会議(EAS)の各外相会議にテレビ参加する予定です。
このうちASEANと韓国だけでなく、アメリカ、中国、日本、ロシア、インドなど18か国が参加する東アジア首脳会議参加国の外相会議では、韓半島問題など域内情勢について意見交換をするほか、アメリカと中国が対立している南シナ海問題についても議論する見通しです。
南シナ海問題について韓国は、この海域での平和と安定、航海と上空飛行の自由が保障されるべきであり、対話を通じた紛争の平和的な解決を期待するという基本的な立場を示すものとみられます。
また12日には、北韓が参加する唯一の多国間安全保障協議会であるASEAN地域フォーラム(ARF)が開催されますが、北韓の李善権(リ・ソングォン)外相は去年に続いて今年も参加せず、代わりにベトナム駐在の北韓大使館の代表が参加するということです。

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