外交部の崔鍾建（チェ・ジョンゴン）第1次官は、就任後初めてのアメリカ訪問を終えて12日、帰国し、今回、アメリカ側と開設を合意した両国の局長級協議会、仮称「同盟対話」の初会合を、10月中旬に開く方向で進めていると述べました。
崔鍾建第1次官は、仁川国際空港で記者団と会見し、「アメリカ政府とビーガン国務副長官は、 同盟対話に積極的に共感した。10月中旬の開催を目指している」と述べました。
崔第1次官によりますと、この同盟対話では、北韓の核問題や韓半島の平和プロセスなど重大な戦略的課題のほか、継続的な協議が必要な課題も取り扱うということです。
このため実務責任者である両国の局長級、次官級が持続的に対話をし、スピード感を持って進めるということです。
また、ビーガン副長官との間で中国関連を話し合ったことについて、崔第1次官は、「韓米関係は同盟関係を基本としているが、韓国としては、中国は戦略的かつ経済的・社会的にも近い関係だと説明した」と語り、「アメリカが韓国に対して選択を強要してきたとは考えない」と述べました。