防疫当局は、今月30日からの旧盆、秋夕(チュソク)の連休と関連して、帰省を控えるよう呼びかけるキャンペーンを行っていますが、一部では連休を利用して郊外などでの野外活動を計画している人も多く、防疫当局は緊張を高めています。
ホテルやリゾート業界によりますと、16日現在、主要リゾート地の高級ホテルは80%前後の予約率となっています。
とくに、釜山(プサン)、江原道(カンウォンド)、済州島(チェジュド)などの人気リゾート地では、満室になっているところもあるということです。
現在、全国のリゾートの予約率の平均はおよそ85%となっていますが、業界では、秋夕間近には90%以上にまで上がるだろうとの予想が出ています。
このため、連休中の帰省を控えるよう呼びかけている防疫当局のキャンペーンも大きな効果がみられないのではないかとの懸念が高まっています。
防疫当局は、連休中の不特定多数が利用する施設や観光地などに対する感染防止対策を検討中で、来週、具体的な指針を発表する計画です。