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国際

日本外相「国際法に違反しているのは韓国」 文大統領が対話強調も

Write: 2020-09-17 15:12:20Update: 2020-09-17 15:47:07

日本外相「国際法に違反しているのは韓国」 文大統領が対話強調も

Photo : YONHAP News

日本の茂木敏充外相は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が菅義偉新首相の就任を受けて送ったお祝いの書簡と関連して、「国際法に違反しているのは韓国だ」とする従来の立場を改めて示しました。
茂木外相は16日に行った記者会見で、文大統領が菅首相に送った書簡で「いつでも向かい合って対話する準備ができている。日本側の積極的な受け答えを期待している」と綴ったことに対して、韓国は重要な隣国であり、アジア地域の安全保障において、韓日、韓米日の協力が重要だとする考えを明らかにしました。
ただ、元徴用工被害者への賠償問題をめぐっては、「しっかりとした対話の中で物事を解決していきたいという方向は変わらない」としながらも、「国際法に違反しているのが韓国の側であるのは間違いない」と述べました。
これは、韓国側が日本企業の資産売却を撤回しないかぎり対話を行うのは難しいという従来の立場の繰り返したもので、「安倍内閣の政策を継承する」という菅新首相の基調が反映されたものとみられます。
これに先立って、文大統領は、青瓦台の報道官を通じて、「地理的・文化的に最も近い友人である日本といつでも向かい合って対話する準備ができている」として、「菅首相の在任期間中に韓日関係をさらに発展させるために共に努力しよう」との立場を明らかにしました。
文大統領のメッセージは、新首相の就任を受けて、これまでこう着状態にあった韓日間の対話を再開させようというねらいがありましたが、日本側が従来の立場を改めて確認したことで、韓日関係回復の可能性は依然として不透明な状態となっています。

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