山林庁は23日、AI=人口知能技術を使って紅葉の見頃時期を予想した「紅葉予想マップ」を発表しました。
マップには、全国19の紅葉名所の見頃時期が示されていて、ことしは10月12日に、南部の智異山(チリサン)で、最も早く見頃を迎える見込みです。
今回、マップの製作には、AIのシミュレーション技術が用いられ、AI技術を使って紅葉の見頃を予想する試みは、世界で初めてだということです。
ソウル大学・環境大学院のチョン・スジョン教授は、「紅葉の見頃時期を正確に予想するには、植生のライフサイクルを理解する必要があり、気候変動に対応するうえで非常に重要になる」として、AIを使った紅葉マップ製作の意義を説明しました。