ことし1月から7月までの婚姻数が、統計を取り始めて以来、最も少なくなったことがわかりました。
統計庁が23日に発表した統計によりますと、ことし1月から7月までの婚姻件数は、12万6367件と、1981年に統計を取り始めて以来、この時期としては最も少なくなっています。7月一か月間の婚姻件数は、1万7080件と、1年前より10.9%減少しました。
統計庁は、結婚盛りである30代の女性の数が、減少し続けているほか、新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚式を延期する人が増えたことが、背景にあると説明しています。
出生率の減少も目立っていて、ことし7月の出生数は、2万3067件と、1年前より2155人減少し、7月としては、統計開始以来の最少となりました。