韓国のことし第2四半期の経済成長率はマイナス3.2%に急落しましたが、OECD=経済協力開発機構の加盟国と中国・ロシアを含めた38か国の中では、中国に次いで2番目に高い成長率であることが分かりました。
韓国銀行によりますと、ラトビアを除いたOECD加盟国36か国に中国とロシアを含めた38か国のことし第2四半期の実質GDP=国内総生産の成長率を調査した結果、韓国は第1四半期に比べてマイナス3.2%となり、プラス11.5%を記録した中国に次いで、2番目に高かったということです。
第1四半期の順位に比べると、韓国は12位から2位に、最下位だった中国は1位となり、大幅な上昇を記録しました。
ことし上半期の韓国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで、相対的に悪くない成績を残したとされていますが、8月中旬から本格化した新型コロナの再流行で強化された政府の感染症対策の影響などもあるため、第3四半期以降の経済状況も楽観できないとの見方が出ています。
韓国銀行は8月末、韓国のことしの実質GDP成長率の予測を発表し、前向きなシナリオの場合はマイナス1.3%、悲観的なシナリオの場合はマイナス2.2%になると予測しました。
しかし、専門家らは、旧盆の秋夕(チュソク)以降に新型コロナが再流行し、政府の感染症対策が強化された場合、消費が再び冷え込み、成長率がマイナス3%台まで落ち込む可能性も大きいとしています。