今月7日に予定されていたアメリカのポンペイオ国務長官の韓国訪問は、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染した影響を受けて延期となりました。
アメリカ国務省は、ポンペイオ長官のアジア歴訪に関する日程を報道資料を通じて発表し、アジア歴訪の日程を縮小することを明らかにしました。
当初ポンペイオ長官は、今回のアジア歴訪で、韓国、日本、モンゴルを訪問する予定でしたが、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染し入院したことを受け、外遊を早めに切り上げることを決めたということです。
アメリカ国務省によりますと、ポンペイオ長官の韓国・モンゴル訪問は取りやめとなりましたが、日本は予定通り訪問し、日米のほか、オーストラリアとインドを加えた4か国の外相会談に参加するということです。
ポンペイオ国務長官は、10月中に改めてアジアを訪問する意向を示していて、その際に韓国とモンゴルを訪問する方向で再調整するものとみられます。
これを受け外交部は、「避けられない事情により、ポンペイオ長官の来韓が延期されたことについて残念に思う。早いうちにポンペイオ長官の来韓が実現することを期待する」とコメントしています。