韓日両国の外交当局は、ビジネス関係者に限り入国制限措置を緩和する方向で事実上合意したことがわかりました。
外交消息筋が4日、明らかにしたところによりますと、韓日のビジネス関係者の入国制限措置の緩和に関する協議が最終段階に入っており、今月中に合意内容を発表する方向で協議を進めているということです。
また、外交部関係者によりますと、両国の間で入国制限措置の緩和に関する議論に進展は見られたものの、具体的な発表日程や緩和するタイミングなどは、まだ確認できていないということです。
今回の入国制限措置の緩和は、ビジネス関係者を対象に人数制限を設けて行われ、徐々に人数制限を緩和していく方向で調整を進めているということです。
また、出国の前に受けた新型コロナウイルスの検査で陰性判定を受けたことを証明する確認書を提出し、相手国で再検査を受けた際にも陰性が確認された場合には、2週間の自己隔離が免除される方向で調整を進めているということです。
日本は新型コロナウイルスの感染防止対策のため、観光目的での90日以内の短期滞在を認めていた韓国人へのビザ免除をことしの3月9日から停止しており、同じく韓国も日本人に対するビザ免除を停止しています。