イギリスの格付け会社、フィッチ・レーティングスは7日、韓国国債の格付けを上から4番目に高い「AAマイナス」に据え置き、見通しを「安定的」としました。
フィッチは、韓国のことしの経済成長率がマイナス1.1%になると見通し、新型コロナウイルスに上手く対応したことで、主要先進国などに比べて良好な経済成長率を達成すると予想しました。
ただ、北韓に関連する地政学的リスクや高齢化、高い水準の公的債務が財政負担になると指摘し、今後政府の財政支出の生産性などが重要になってくるとしました。
また、家計負債の返済能力や銀行の健全性は良好である一方で、家計負債の規模が増加しているため、韓国経済の脆弱性が目立ちつつあると分析しました。
フィッチは、2012年9月に韓国の国債格付けを「Aプラス」から「AAマイナス」に1段階格上げして以来、8年間据え置いています。