政府の感染拡大防止対策である「社会的距離の確保」措置が12日から第1段階に緩和されましたが、中央防疫対策本部によりますと、この日、新型コロナウイルスの感染者は前の日より97人増えて、累計で2万4703人になりました。
新たな感染者97人のうち、国内での感染は68人で、残りの29人は海外からの入国者でした。
国内での感染は前の日より22人、海外からの入国者は17人それぞれ多くなっています。
海外からの入国者29人は、一日に確認された感染者としてはこの75日間でもっとも多くなっていますが、韓国語の研修のため韓国入りしたネパール人11人の感染が確認されたことによる影響とみられています。
国内での感染のうち、首都圏での感染者は、ソウル29人、京畿道(キョンギド)16人、仁川(インチョン)3人の合わせて48人でした。
感染は主に家族や親戚、知人の集い、医療機関、軍部隊などで確認されました。
重症患者は前の日より2人減って合わせて87人で、死者は1人増えて合わせて433人になりました。