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国際

「北韓、2年間ミサイルの試験発射行っていない」ポンペイオ長官

Write: 2020-10-15 10:36:05Update: 2020-10-15 10:43:07

「北韓、2年間ミサイルの試験発射行っていない」ポンペイオ長官

Photo : KBS News

北韓が労働党創建75周年を記念して行った軍事パレードで、新型のICBM=大陸間弾道ミサイルを公開したことについて、アメリカのポンペイオ国務長官は、「ミサイルの試験発射を行っているかが重要であり、北韓はここ数年、ミサイルの試験発射を行っていない」と強調しました。
ポンペイオ長官は現地時間の14日、アメリカ国務省で行われた定例記者会見で、北韓が軍事パレードで公開した新型のICMBがアメリカの脅威になる可能性やトランプ政権が北韓による脅威を緩和したかについて聞かれたのに対し、「アメリカの対北韓外交は成功していると確信する」と述べました。
そのうえで、「ミサイルを開発する際には、それが実際に機能するかを確認するための試験発射がもっとも重要だ」と強調し、「去年、中国は、北韓を含めた世界中の国々よりも多くのミサイル試験を行っているが、北韓は去年とおととしの2年間は、ICBMの試験発射を行っていない」と強調しました。
この発言は、北韓が新型のICBMを開発できたのは、トランプ政権が北韓に武器を開発する時間を与えたためとする批判に反論するためのものとみられ、11月の大統領選挙でトランプ政権の対北韓外交がマイナスの要素にならないようにする狙いがあるものとみられます。
アメリカ政府はこれまでに、北韓が軍事パレードで新型のICBMを公開したことについて失望したとの立場を示すとともに、北韓に対して、完全な非核化の実現に向けた持続的かつ実質的な交渉に参加するよう求めています。

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