気象庁は、中国から飛来する黄砂の影響で、21日から22日にかけて、 韓国では大気の質が悪い状態が続くと予報し、注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、中国のゴビ砂漠で発生した黄砂が、21日夜には、韓半島西側の沿岸に到達し、22日の早朝には、韓国の中部地方にまで広がると予報し、粒子状物質(PM10)の濃度が高まる可能性があるということです。
気象庁は、空気の流れにより、韓国に飛来する黄砂の濃度や移動ルートが変わる可能性もあるとして、今後の予報を注意するよう呼びかけています。
今年に入って黄砂が観測されたのは、2月・4月・5月にそれぞれ1回づつありました。