感染防止対策の「社会的距離の確保」が、7日からは現在の3段階から5段階に細分化されますが、政府は、新しい区分でも現行の1段階を維持する方針です。
中央事故収集本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は、3日の記者会見で、「新しい『社会的距離の確保』は現在の1段階が維持される方向で設計されたもので、今のところ全国的に1段階を上回る地域もない」と明らかにしました。
新しい「社会的距離の確保」が7日から適用される理由については、「1段階からスタートするとしても、感染防止対策が義務付けられる施設が従来の高危険施設13種から、重点・一般管理施設23種に拡大するなどの変化があるため、準備期間が必要だと判断した」と説明しました。
ソン班長はまた、「内部的な目標は、国内の1日の新規感染者を2桁で維持することだが、今の勢いが続いて徐々に増加すれば危ぶまれる状況だ」と述べました。
とくに、「最近は、感染防止対策を強制できない特定の施設で感染が拡大している傾向があるため、個人の自発的な実践と努力が重要だ」と強調しました。