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社会

板門店の見学ツアー、1年1か月ぶりに再開

Write: 2020-11-04 12:58:45Update: 2020-11-04 14:51:15

板門店の見学ツアー、1年1か月ぶりに再開

Photo : YONHAP News

軍事境界線を越えて豚の伝染病が広がるのを防ぐため中断されていた板門店(パンムンジョム)の見学ツアーが、4日から1年1か月ぶりに再開されました。
北韓との軍事境界線にある板門店は、1953年7月の休戦協定に基づいて設置され、韓国軍やアメリカ軍を中心とした国連軍と、北韓の朝鮮人民軍が共同で警備を行っています。
李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は、この日午前に行われた板門店見学支援センターの開所式に参加し、「板門店の見学ツアーの再開が、冷え込んだ南北関係の解決の糸口になることを願う」とし、板門店を通じた南北間の自由な往来と離散家族の再会を提案しました。、
また、李長官は、「板門店の共同管理区域にある韓国側施設『自由の家』と北韓側施設『板門閣』の通信線が復旧することを望む」としたうえで、「南北共同連絡事務所も近いうちに必ず復元され、再稼働することを願う」と述べました。
南北共同連絡事務所は、2018年4月の南北首脳会談で締結された「板門店宣言」に基づき、北韓の開城工業団地に建設された韓国統一部の所属機関でしたが、北韓がことし6月16日に、建物を爆破しました。
統一部は、爆破による建物の被害額が102億ウォンに達するとしています。
統一部は、この日の板門店の見学支援センターの開所式に続き、一般市民と取材陣など80人あまりを対象に見学ツアーを実施しました。

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