韓国海洋警察庁は、中国の海洋警察と合同で、違法操業を取り締まるための共同巡視活動を行っていることがわかりました。
海洋警察庁は4日、中国の海洋警察と合同で韓半島西の海、西海(ソヘ)の排他的経済水域が重なる暫定措置水域で、違法操業の現況を把握して取り締まるための共同巡視活動を3日から行っていると明らかにしました。
双方は、今回の巡視活動で中国漁船による違法操業や集団侵犯の現況を把握して、違法漁船を取り締まる予定です。
海洋警察庁は、共同巡視活動を通じて違法操業の深刻さを中国政府と共有し、根絶に向けた努力の必要性を強調する方針です。
韓国と中国の暫定措置水域の共同巡視活動は、2015年の韓中漁業共同委員会の決定によって始まったもので、去年まで8回にわたって韓国海洋水産部と中国の海洋警察が共同で行ってきましたが、ことしは中国側の要請によって韓国の海洋警察が初めて参加し、共同巡視活動が行われています。