中央防疫対策本部によりますと、9日の新型コロナウイルスの感染者は、前の日より126人増えて、累計で2万7553人になりました。
新たな感染者126人のうち、国内での感染は99人で、残りの27人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル39人、京畿道(キョンギド)21人などと首都圏でもっとも多く、続いて江原道(カンウォンド)11人、忠清南道(チュンチョンナムド)10人、大邱(テグ)6人などの順でした。
重症患者は57人で、死者は2人増えて合わせて480人になりました。
週末や休日には通常、検査数が少なくなり、平日より感染者数が大幅に減る傾向がありましたが、週末に2日連続で100人を超えたことで、保健当局は警戒を強めています。
社会的距離の確保措置は、最近集団感染が発生したため、5段階のうち下から2番目の1.5段階に引き上げられた忠清南道天安(チョナン)・牙山(アサン)を除いて、全国では現在、1段階の措置が取られていますが、感染者の増加が続けば、1.5段階に引き上げられる可能性も出ています。