先月10月の就業者数は、去年10月に比べ42万人減少し、ことし4月以来、最大の減少幅となりました。
統計庁のまとめによりますと、10月の就業者数は、2708万8000万人と、去年10月に比べて42万1000人減少し、ことし4月以来、最大の減少幅を記録しました。8月に、首都圏で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、感染が再び拡大したことが、背景にあるとみられます。
なかでも、宿泊・飲食業が22万7000人減少したほか、卸売り・小売業が18万8000人、教育サービス業が10万3000人、製造業が9万8000人減少しました。
就業者数の減少傾向は、ことし3月から8か月間続いており、8か月連続で減少したのは、グローバル金融危機の影響が続いていた2009年1月から8月まで8か月連続で減少して以来初めてです。
一方、失業者の増加も目立っていて、ことし10月の失業者数は、去年10月に比べ16万4000人増え102万8000人と、2カ月連続で100万人を超えました。失業率は、3.7%と、10月としては20年ぶりに最も高くなりました。
これについて、洪楠基(ホン・ナムギ)副総理兼企画財政部長官は、自身のフェイスブックで、「雇用状況の困難を厳重に受け止めている。最近の景気回復の流れを雇用回復に繋げられるよう、内需と輸出の活性化に取り組んでいく」としています。