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雑誌「世界」に軍事政権の人権弾圧書いたのは池明観氏

Write: 2003-07-25 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

1970年代から80年代にかけての韓国の軍事政権時代の人権弾圧の状況を日本の岩波書店が発行する月刊誌「世界」に、「T・K生」というペンネームで連載し続けていたのは、現在、江原道春川市のハンリム大学日本学研究所長の池明観教授であることが明らかになりました。月刊誌「世界」は8月号で、池教授とのインタービュー記事でこうしたことを初めて公開しました。「T・K生」は、言論統制が厳しかった70年代初めの朴正煕元大統領による軍事独裁政権から80年代の光州事件に至るまでの韓国の独裁政権による人権抹殺と、民主化運動に対する弾圧を「韓国からの通信」という連載記事で詳しく紹介し、世界から注目を集めていました。池明観教授は、民主化運動の先頭に立ち、政府の迫害を受けて、72年からおよそ20年間、日本に逃れて滞在し、韓国キリスト教協議会の関係者などから資料を集めて、連載記事を書き続けたということです。

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