新型コロナウイルスの感染拡大がいっこうに収まらない首都圏について、19日から政府の感染防止対策の「社会的距離の確保」措置が5段階のうち下から2番目の1.5段階に引き上げられることになりました。
丁世均(チョン・セギュン)国務総理は17日、中央災害安全対策本部の会議を開き、そのなかで「ここ1週間に首都圏だけで1日100人を超える感染者が確認された」として、首都圏の社会的距離の確保措置を19日から2週間、1.5段階に引き上げる方針を発表しました。
社会的距離の確保措置1.5段階は、地域での流行が始まる初期の段階で、首都圏の場合、1週間の新たな感染者数が1日平均100人以上になれば1.5段階に引き上げられます。
1.5段階に引き上げられれば、飲食店や結婚式場などの利用人数が制限されるほか、宗教施設やスポーツ競技への入場人数も座席数の30%以内に制限されます。