ソウル中心部の光化門広場を拡大して公園に整備するための工事が16日から始まりました。
ソウル市が16日、発表したところによりますと、2016年から進めてきた「光化門再整備工事」を16日から始めたということです。
光化門広場を挟み南北に走る世宗大路(セジョンデロ)について、まず東側の7車線一方通行を9車線対面通行に増やす工事が来年2月まで行われます。
その後、来年10月をめどに、西側の道路を光化門広場に組み込み、木7000本余りを植えるほか、自転車道や歩道を作ることで、公園として整備します。
これに対して、ソウル市長が空席となっているなかで、新型コロナの影響で使用が禁じられている広場を、市民の意見も広く聴取せずに整備するのは、あまりにも早計だという批判の声が出ています。
論争となっていた地下広場の造成計画が取り止められたことで、工事には当初より189億ウォン少ない791億ウォンが投じられる予定です。