政府の感染防止対策「社会的距離の確保措置」が24日からソウルなど首都圏は第2段階に、光州(クァンジュ)など湖南(ホナム)地域は1.5段階に引き上げられるのを踏まえ、教育部は22日、登校人数の制限を強化すると発表しました。
教育部によりますと、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している首都圏の幼稚園と小中学校は、登園・登校する子どもたちの人数を全体の3分の1に制限する一方、高校は3分の2を維持するということです。
また、1.5段階に引き上げられる湖南地域の幼稚園と小中高校では、登園・登校する子どもたちの人数を全体の3分の2に制限するということです。
ただ、教育部は、来月3日に大学入試を控えている高校3年生は、感染リスクを減らすため、先制的に遠隔授業に切り替えても構わないとしていて、「社会的距離の確保措置」が引き上げられなかった地域でも、自主的に人数制限を強化しても構わないとしました。
また、全国の高校と大学入試の試験会場となった学校は、大学入試の1週間前にあたる今月26日から遠隔授業に切り替える予定ですが、その前からも市・道の教育庁が自主的に遠隔授業に切り替えても構わないとしています。