日本のセンター試験に当たる大学修学能力試験が来月3日に行われますが、新型コロナウイルスに感染した生徒や自己隔離中の生徒は、医療施設などで受験することができます。
このうちソウル市では、23日、教育庁や自治体と協力して、26日から大学修学能力試験などに対応する合同タスクフォース(TF)を運営することを明らかにしました。
ソウル市によりますと、陽性判定を受けて入院または治療中の受験生は、ソウル医療院と南山(ナムサン)ユースホステルに設置される試験室で受験することができます。
両施設で合わせて10の試験室が設けられ、最大27人まで受験することができ、それぞれの試験場には緊急時に備えて医療スタッフも配置されるということです。
また、自己隔離期間と試験日が重なった受験生は、別途設けられた22か所の試験場で受験することになります。
一方、陽性判定を受けたり隔離中の受験生でない場合も、試験当日に発熱などの症状が見られた場合は、試験会場の別途設けられた試験室で受験することになります。
ソウル市ではことし、227か所の試験場で10万6443人が大学修学能力試験を受験する予定です。