アメリカのニュース週刊誌タイムが毎年発表する「今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」の候補に、韓国のアイドルグループ、BTS(防弾少年団)とBLACK PINK(ブラックピンク)がノミネートされました。
タイム誌は、毎年、その年の出来事に最も影響を与えた人物、またはグループなどを選んでいて、ことしは、韓国のアイドルグループ、BTSとBLACK PINKがノミネートされました。
BTSはK―POPアーティストで初めてアメリカ・グラミー賞の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされるなど、アメリカで、高い人気を集めています。
BTSはCBSテレビのトークショーに出演し、グラミー賞にノミネートされたことについて、「僕たちの努力がついに報われたようだ。これまでにもらったものの中で最高の栄誉だ」と話しました。
BLACK PINK は、ヒット曲「DDU-DU DDU-DU」のミュージックビデオがK-POPグループでは、初めて再生回数14億回を突破するなど、世界的に人気を集めています。グラミー賞では、新人賞へノミネートされる可能性があると報道されていましたが、候補入りは叶いませんでした。
「ことしの人」のこのほかの候補には、黒人としても女性としても初めて次期副大統領となったカマラ・ハリス氏や、新型コロナウイルスへの対応を巡ってトランプ氏に反旗を翻したアメリカ国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長などが名を連ねています。
今年の人物は、オンライン投票を経て、12月10日に発表されます。