日本の大学入試センター試験に当たる大学修学能力試験は、3日午前8時40分から全国1300か所あまりの試験場で行われています。
ことしの大学修学能力試験の受験者は49万3433人で、去年より10.1%(5万5301人)減り、試験が導入された1994年度以降、過去最少となりました。受験者数が50万人を下回るのも今回が初めてです。
一方、受験者は減りましたが、試験場の数は増えました。2日の時点で全国86の試験地区に1383か所の試験場が設けられましたが、これは去年の1.5倍です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、一般の試験室あたりの受験生を28人から24人に減らしたほか、感染者・隔離者・有症状者のための試験室を別途、設けたことが影響しています。
一般の受験生たちは、昼食の時間と本人確認をするとき以外は、常にマスクを着用しなければなりません。
隔離者は一般の試験場と離れた場所にある別途の試験場で、感染者は病院などの医療施設でそれぞれ受験します。
今月1日時点で、受験生のうち感染者は37人、隔離者は430人で、このうち感染者35人、隔離者404人が受験しているということです。
韓国教育課程評価院は、7日までに問題と解答に対する異議の申請を受け付け、23日に成績を通知する予定です。